条件ブロックポリシーは、有効化前日のログに基づいてポリシーが適用されます。
そのため、有効化時点では、前日の検出ログに基づいてブロックされ、その後は毎日バッチ作業により検出されたユーザーIDまたはDevice IDをブロックしています。
したがって、条件ブロックを有効にした直後は、前日の基準で検出されたユーザーをブロックするため、当日のブロックが適用されないことがあります。
正確なブロック情報は検出後の翌日に確認できます。
詳細については、以下の条件ブロック関連スペックを参照してください。
スペック整理
◈ 用語
ポリシー:検出したログの処理方法を記述
検出↔即時ブロック↔条件ブロック設定の可否
ブロック
ポリシー > ブロック:ポリシーファイルに基づいてクライアントで即時ブロック
条件ブロック:ユーザーが条件を満たした場合、ブラックリストに追加
ブラックリスト > ブロック:ユーザーがブラックリストに存在する場合、ブロック
◈ ポリシー VS 条件ブロック
区分 | ブラックリスト追加有無 | 条件ブロック |
---|---|---|
動作 | ポリシーファイルベース | APIベース |
ブロック時点 | ブロックに設定された場合すぐに | 条件を満たした日+1日00:00からブロック |
変更反映時点 | ポリシー変更の1分後に再起動されたアプリに適用 | 条件変更後10分以内 |
ダッシュボード表示 | Y | N |
ブラックリスト追加有無 | N | Y |
条件ブロックの詳細動作
◈ 条件ブロックを新たに設定した場合
時点:条件ブロックを新たに設定して10分以内
適用ルール: 新たに設定された条件ブロックルールのみ適用
対象: D-1 00:00-D+0 00:00ログ中の検出ログ(ブロックログは対象外)
D:条件ブロックを設定した日付
例外:条件ブロック設定時間が00:00-00:09である場合
対象: D-2 00:00~D-1 00:00
ex) 10/3 15:00に条件ブロックを新たに設定した場合
ブラックリスト登録時点: 10/3 15:00~15:10の間
対象: 10/2 00:00~10/3 00:00間のログ
例外:条件ブロック設定時間が10/3 00:05である場合
対象: 10/1 00:00~10/2 00:00間のログ
◈ 条件ブロックがすでに設定されている場合
時点: 毎日の00:00
適用ルール:すべての条件ブロックルール
対象: D-1 00:00~D+0 00:00ログ中の検出ログ(ブロックログは対象外)
追加スペック
複数の条件に該当する場合は、直近に設定された条件でブロック
すでにブロックされたユーザー/ブロックされていた履歴があるユーザーの場合は、アップデート(「ブロック事由」、「満了日時」など)
◈その他
条件ブロックでブロックされた場合、ダッシュボードには表示されません。
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